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2021/04/13 17:23



gratcraft hutteで新しく取り扱いを始めた美濃焼の食器シリーズ「トリップウェア-旅するうつわ-」。名前に付けられた「旅するうつわ」の理由について、そして毎日使いたくなる工夫されたデザインについて、ご紹介します。


この器たちが作られるのは日本一の食器生産地、岐阜県東濃地方の瑞浪市。この地で陶磁器のリサイクルシステムが考えられました。

陶磁器の原料となる陶土や陶石は、地球が永い時間をかけて作り出した限りある資源です。その貴重な資源を長く使い続けるために、美濃焼の産地で使わなくなった食器を回収して細かく粉砕し、一度焼かれた器を再び原料にします。それを新しい陶土に混ぜることで、また器へとよみがえっていくのです。

一度窯元を旅立った食器が、食卓で使われ、また時を経て戻ってくる。「旅するうつわ」という名前にはそんな意味が込められているんですね。地球にやさしいエシカルなアイテムです。



そのデザインにもこだわりを見せる器たち。食器としても、保存容器としても使えるよう工夫されています。「ボウル」に「フタ」を組み合わせると、食卓の器がそのまま保存容器に。フタをした状態で2段重ねにすることもできます。残り物や作り置きのおかずにはついラップをかけてしまいがちですが、これならゴミも減らせそうですね。



そしてこの「フタ」。名前はフタですが、それだけでケーキ皿、パン皿として使うことができます。同じシリーズの「マグ」と合わせてソーサーとしても。なかなか優秀なフタです(^^)



プレート」は縁が立ち上がっているのでカレー皿としても。「ボウル」と合わせてワンプレートの盛り付けなどもできます。



スタッキングできるので収納場所に困らない、また電子レンジと食洗機が使えるというのもポイント。普段使いの器にぴったりです。




当店で取り扱うのは「白釉」「緑釉」「アイボリー」の3色。保存容器と聞くと少々味気ないものをイメージしてしまいますが、食卓になじむ自然な色合いで、いろいろな料理に合わせられそうです。


「家族の食事の時間がずれる」「多めに料理を作って保存したい」など、料理を保存したいシーンはいろいろあります。そんな方におすすめできるのはもちろん、「新生活を始めるのに、必要最低限の食器が欲しい」という方にも。ぜひショップページでご覧ください。


※本文の一部は製造元・販売元の市原製陶株式会社、企画・デザインのヨシタ手工業デザイン室のHPよりお借りしました。


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(Hitomi)