2020/12/06 13:04
みつろうラップ。ご存じでしょうか。
みつろうはミツバチが巣を作るために自分たちのお腹から出すロウのことです。ろうそくや化粧品の原料として使われています。みつろうラップ、聞いたことはあるけど使い方がよく分からない、お手入れが難しそう…という方も多いと思います。gratcraft hutteで販売している「みつろうラップ 手作りキット」を使って、実際にスタッフが作ってみました。
(みつろうラップ 手作りキットの中身)
実際に作ってみた感想。率直に言うと「簡単!!」
材料が揃えば、あとはアイロン、クッキングシート、新聞紙があれば作ることができます。生地の上にみつろうを置いてアイロンをかける、だけ。みつろうと合わせて松脂などの植物樹脂、ホホバオイル(ココナッツオイルでもOK)を使うとより粘着性がアップします。このキットにはみつろうと松脂は含まれています。1枚作るのに10分もかかりません。完成したラップはすぐ使うことができます。
使いかけの野菜を包む、サンドイッチやおにぎりのラッピング、お茶碗やボウルのフタなど、使い方はさまざまです。保存用としてではなく、折り紙の要領でカップを作ればお菓子やナッツを入れておもてなしにも。
キットには3サイズの生地が入っていますので、用途に合わせて使い分けができます。
(写真のみつろうラップはこちらです)
お手入れは水洗いで。汚れが気になる場合は薄めた食器用洗剤を使えばOK。みつろうは熱や酸に弱いので、いわゆる食品用ラップフィルムと全く同じ使い方はできません。また使ううちに徐々に粘着性は落ちていくので、使える期間はだいたい1年くらい目安かと思います。使い方に注意は必要ですが、みつろうラップを数枚キッチンにストックしておくだけで、使い捨てのラップフィルムごみが随分減らせそうです。
※ごみの分別については、自治体によって区別が異なりますのでお住いの地域の分別方法をご確認ください。
ちなみにこちらの手作りキットの生地は、草木染で1枚ずつ染めています。玉ねぎの皮やアップルミント、ブドウの皮、コーヒーなど。どんな色の生地が入っているかは、お手元に届くまでのお楽しみです。
身近なところから、できるところから少しでもごみを減らす。自分で手作りすることも含めて、楽しくエコを体験してみて下さい。
YouTubeで作り方の動画もご紹介していますので、材料を自分で揃えられる!という方もぜひ参考にしてみて下さい。
(Hitomi)
yahooショップでも販売しています。
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