2020/03/06 20:05
シルクスクリーン、ご存じですか?聞いたことはあるけどよく分からない…という方も多いのではないでしょうか。シルクスクリーンとは、インクが通過する穴とインクが通らないところを作った版で印刷する技法のことです。
インクを押し出し穴を通ることで絵柄となり、紙や布に印刷することができます。昔は絹の布が版の材料に使われていたことが名前の由来のようです。
gratcraft hutteで扱うシルクスクリーン商品は、1点1点手作業で印刷しています。今回はその制作過程も含め、商品をご紹介したいと思います。
まずこちらが版です。うっすらイラストが浮かんで見えるの、分かりますか?
このイラストの部分に小さな穴が開いていて、ここをインクが通ります。
印刷の作業に入っていきます。今回はこちらのキャンバス地のポーチにプリントします。
ポーチの上に版を置き、インクを乗せます。
次に専用のヘラを上から下に動かし、インクを通して印刷します。
そっと版を取り外し・・・
完成!!
いかがですか?かなりシンプルな工程ですが、こんな感じで黙々と刷っています(^^;
インクを通す力加減や、プリントする素材によって仕上がりが少しずつ異なります。それが手作業ならではの味わいを出すのだと思います。
ちなみに版は重ねることもでき、2版重ねるとこんな感じになります。
版を重ねると、インクやイラストの組み合わせのバリエーションが広がります。同じ組み合わせでも、インクの色を変えると雰囲気も随分変わりますよ。
今回ご紹介しているポーチは版を2つ使っていろんな組み合わせで印刷しました。すべて1点ずつの現品を販売しています。写真を見比べながら選んで頂けるとうれしいです。ポーチ本体はマチ付きでなかなか収納力があります。散らかりやすいバッグの中を整理するのに便利ですよ。
ハンドメイドならではの風合いを楽しめるシルクスクリーンのポーチ、ぜひWEB SHOPページでご覧ください。
最後までご覧頂きありがとうございました!
#ハンドメイド#シルクスクリーン#ポーチ#てまひま#ひげおじさん#ウアカリ