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2020/01/22 22:22

ブログ記事はあるのに商品がない…。不思議なWEB SHOPページがひっそり生まれて2か月あまり。ようやく本格的なオープンの運びとなりました。本日1月22日、「gratcraft hutte」開店です!

「hutte」(ヒュッテと読みます)とはドイツ語で「山小屋」。会社名「gratcraft(グラートクラフト)」に、WEB SHOPの名前として「hutte」という言葉を加えたわけを、少し書き記そうと思います。ちなみにgratcraftの「grat」はドイツ語で「尾根」を指します。山つながりですね。

昨年会社を設立した当初から、WEB SHOPを作りたいという話はスタッフ間で進めていました。そして「ただ商品を売るだけのショップにはしたくない」という共通の想いも持っていました。でもどういう役割で、どんな品物を扱おう...。漠然としたイメージはあるものの、なかなか具体的な形を作ることができずにいました。

そうして秋も深まった頃、会社の庭に焚き火台を作ることに。手間も時間もかかったけれど、完成した焚き火台を囲んで過ごす時間は格別でした。暮れていく空と焚き火を見つめながら、みんなでコーヒーを飲み、おしゃべりしながらゆっくりと。その日味わった丁寧な時間の過ごし方を、少しでも日々の暮らしに取り入れていきたい。その後押しができるお店になればと、WEB SHOPのイメージが徐々に膨らんでいきました。

今はスマホやパソコンを使って知ること、見ることが何不自由なくできるようになりました。もちろん私もその恩恵を受けている一人です。一方で、何事も便利で効率よくできるようになり、暮らしの中のあれこれを時間をかけ楽しむことが少なくなったように思います。例えば、コーヒーを豆から挽いて香りを楽しむこと。手間をかけて食事を作ること、自分の持ち物を見つめ暮らしを整えること。少しの不便と、豊かな時間と空間を楽しめるように。そんなことを思いながら、少しずつ商品を選んでいきました。

お店の名前を付けることになったとき、いくつか挙がった言葉の中で一番しっくりきたのが「hutte」でした。山小屋にはたくさんの人が集まります。出会いを喜び、言葉を交わし、自然に思いを馳せながら、互いの無事を祈る。少しの不便もあるけれど、そこで過ごす時間はずっと心に残る貴重なものです。そこを訪れた人が、今まで手にしなかったもの、経験できなかったこと、出会えなかった人につながる場所なのだと思います。

このWEB SHOP「gratcraft hutte」も、山小屋のようにたくさんの人に訪れてもらい、人とモノ、人とコト、そして人と人をつなげていけるように。今はまだ、完成品を販売するセレクトショップですが、これからワークショップやイベントを通じて、出会うみなさんと一緒に育つお店にしていきたいと思っています。 

SNSと合わせて、ぜひhutteにも時々訪れて頂けるとうれしいです。
どうぞご贔屓に!!

(Hitomi)